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ブックレビュー:高村薫『我らが少女A』

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ブックレビュー:高村薫『我らが少女A』

大変ご無沙汰しております!!GWが始まりましたね。

 

久しぶりにリモートマウスを使おうとしたのですが、新しいスマホにソフトを入れていなかったことを思い出しました。スマホやPCにアプリをインストールしてみましたが、スマホでPCのリモート操作はできるのに、音声入力ができません。「Google boardはこの機種に対応してません」とのエラーがずーーっと出ます(Googleの音声入力はできるのに…)。

 

そこで、「日本語ソフトのSimejiを入れてないから?」と思い立ち、ようやくインストールして音声入力できるようになったと思ったら、今度は入力した日本語がおかしい。リモートマウスの画面には、音声から正しく変換された文章が並んでいるのに、同期しているPCのGoogleドキュメントでは、意味不明な変換の文章になります。

 

これをいちいち手で打ち直すのは大変だし、以前はこんなエラーもなかったので、再度、スマホとPCから再インストールを繰り返したところ、ようやく音声入力が綺麗に変換されて、Googleドキュメントに入力できるようになりました。

よかった!!!

やっぱりとても便利です。

 

さて本題。

 

今日はようやくようやーーーーく、高村薫さんの新刊を読み上げました!

出版から間もなく、本屋さんで速攻ゲットしたものの、積読になっていたものです。

 

高村薫さんの2019年7月の新刊『我らが少女A』(毎日新聞出版)です。

数々の高村小説に登場する合田雄一郎シリーズですが、丁寧な描写で、単独でも問題なく読めます。

首を長ーーーーーくして、待っていましたとも!!!!

 

高村薫さんの本は、チュニジアに住んでいた頃、日本人の知り合いに借りた「マークスの山」(文庫版)が最初でした。日本語の活字に飢えていた頃でしたが、それはもう衝撃を受けて、隅から隅まで何十回と読み返しました。日本に帰るたび本屋さんに飛んで行き、新刊をチェックしたものです。ハードカバーも、のちに文庫本になったものもマストで揃えました(「マークスの山」のハードカバーは古本屋さんで見付けたお宝です)。

 

今回は最新刊ですが、なんと500ページ越えの分厚さ!

ファンにとっては嬉しく、大事に読んで1ヶ月ぐらいかかりました。読み始めると面白いのですが、本を手に取って開き、読むまでの習慣付けが難しく、最近じっくり本を読んでなかったことを反省…、涙。

 

本の感想ですが、新聞の最後のページに小さく載るような、とある未解決の殺人事件から物語が始まります。事件の加害者だと目される人々、被害者の家族、その周りの人々の群像がそれは見事に書かれています。

 

それぞれの登場人物の目を通して、読者は現場や人々を見るのですが、事件から12年が経ち、それぞれの人生を生き、状況も人間関係もどんどん変わる中で、まるで不思議な糸に繋がれているように、登場人物たちの想いが交錯していきます。

 

最初読んだ時、文体が優しくなったなという印象でした。以前の文体もとても好きでしたが、平易で読みやすいな、という印象です。高村薫さんは、いったんハードカバーで出版したものを文庫化するとき、徹底的に加筆・修正を行う方で、読者には二度美味しい作家さんです。この本も文庫本になるときは、どうなるのだろうと今から楽しみです。

 

これからのゴールデンウィーク、今年はどこにも行く予定はありませんが、どんどん溜まっている積ん読を消化したいと思います。最近はほとんどキンドルで本を買うので、積読の量が物理的に分からず、気付いたらすごい量になっています。(^^;

 

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