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多言語の国は楽しい:アラビア語とフランス語の珍道中

チュニジアに引っ越したばかりで、まーーーったくフランス語が話せなかったころ、昔勉強したアラビア語を頭から引っ張り出して、なんとかコミュニケーションしようとしていました。

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が!必死で勉強したはずのアラビア語は、正則アラビア語という書き言葉のアラビア語で、話し言葉とはかなり違います。コーランの言葉でもある正則アラビア語は、現在でも新聞やテレビのニュースで使われていて、イスラム世界で通じるパスポートのようなものと言われています。別途、それぞれの地域で使われている話し言葉のアラビア語があり(アラビア語方言とも言います)、書き言葉とは別の言語のような感覚です。チュニジアやモロッコにもそれぞれアラビア語方言があります。

(参考URL:アラビア語紹介|京都大学国際高等教育院)

なので、私がなんとか話す正則アラビア語を、先方は分かってくれるのですが、相手がチュニジア方言で話していることは、私にはさっぱり分からないという状態でした。

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英語は通じず、私はフランス語が話せなかったので、義理の家族ともコミュニケーションできず、これは困ったと思っていました。チュニジアのアラビア語方言を聞いていると、途中から言葉がフランス語っぽくなり、またアラビア語に戻る、というのが面白くて、これまで勉強したことはないけどフランス語を学んでみようと思い、現地のフランス語学校に通い始めました。

先生はフランス人の女性で、のんびりーーーー、な感じの授業でした。(^^

彼女は「peut-etre(ポテートル)」が口癖で(「多分、おそらく」という意味)、最初は意味が分からず、発音だけ聞くと英語の「potato」に聞こえるので、「どうして先生はジャガイモの話しばっかりしてるんだろう?」と思っていました。フランス語でジャガイモは「pomme de terre(ポンドテール)」ですが、当時は知らなかったのと、フランス語も英語と同じ単語を使う場合があるので、てっきりフランス語でジャガイモも「potato」なのだと思っていました。(^^;

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他にも、クラスメートがフランス語の「comment」(英語で「how」の意味)を英語の「コメント」のことと信じていて、クラス中が「???」となったりと、みんな英語とフランス語が頭に飛び交っていて、面白かったです。

チュニジアの人と話すとき、なんとか少ないフランス語のボキャブラリーを補おうと、「英語の単語をフランス語っぽく言えば、実はフランス語にもある単語で、通じるかもしれない」という可能性にかけてみようと思いました。「家の大掃除をしたら、ホコリだらけになったよ」と言いたかったのですが、「ホコリ」という単語が分からず、英語の「dust(ダスト)」をフランス語っぽく「ドゥスト」と言ったら、「そんな単語はない」と言われました。(ちーん)

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その後、フランスの語学学校に行ったのですが、フランス南東部の大都市リヨンに近い小さな町で、フランス語以外通じないところだったので、珍道中の毎日でした。言葉を習い始める時期は、ひたすら暗記で大変なことばっかりな気がしていましたが、フランス語は本当に楽しかったです。

思いがけず、日本でもフランス語を話したり、仕事に使う機会も増えてきて、とても嬉しいです。これからも長ーーーく付き合っていきたいです。(^^

文字化け防止のため、フランス語の単語からはアクセントを抜いています。

#正則アラビア語

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#習い始めは珍道中

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