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翻訳の友「IL DIVO」とロンドンでのコンサート

週末は一歩も外に出ずに翻訳の仕事。「IL DIVO」というグループの曲をエンドレスで流して、読んで訳して辞書引いてネットで調べて、をひたすら繰り返します。作業していると時間を忘れて、気が付くと夜、という週末でした。(^^

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翻訳の友「IL DIVO」ですが、北アフリカにいた時に嵌って毎日聞いてました。フランス人、スペイン人、アメリカ人、スイス人の4人組の男性ユニットで、うち3人がオペラ畑出身です。いろんな言葉で歌っていて、情緒たっぷりでインパクトがある曲も多いけれど、作業中でも邪魔にならない、聞いてて気持ちよい音楽です。

モロッコにいた時、IL DIVOのヨーロッパツアーのチケットが発売され、争奪戦の末、ロンドンのチケットをゲットしました。なぜかチケットが郵送されるシステムで、イギリスからモロッコの自宅に届いたのは、出発する日の朝。徹夜で荷造りをして、フラフラで郵便受けを見なかったら、チケットなしで出発するところでした。

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ロンドンでは2日間コンサートに行ったのですが、1日目に隣になったのが、イギリス人のマダムのグループ。アジア系の女が一人でぽつーーーんと座っているのが珍しかったのか、そのうちのお一人が話しかけてきました。

「あなたどこから来たの?」

「モロッコです。」

「日本人?」

「そうです。」

彼女はおもむろに後ろを振り向き、「この子モナコから来た日本人らしいわよ!!」

「いやいやモロッコです!」

「私たちマンチェスターから来たのよ!IL DIVOの中で誰が好き?」

と話しは続き、それをグループの方々にも教えてあげるので、その一帯のお客さんたちに私の身の上が知れ渡ることになりました。(^^;

イギリス人ってこんなに人懐っこい人たちだったっけ?と思うほど楽しいマダムたちで、「もうこのままコンサートが終わらないといいわね!」と歌の合間にも喋りまくり、最後はパブでグループの皆さんとビールを飲んで別れるという、楽しい夜になりました。

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2日目は1日目と打って変わって、4人用のボックスの最奥に1つ椅子を足した変な席で、座ると前の人たちの頭が重なって見えるだけ。もちろんステージは見えません。「昨日と同じ値段の席なのに、なんで??」と首を捻っていると、前の席にいた親子連れのマダムが「あなた、この席は文句を言った方がいいわよ。変えてもらいなさいよ!」と力説してきました。

「そうだよな!」と勇気をもらい、廊下に出て係員のおじさんを捕まえると、「追加料金を払うなら変えてもいいけど…」と渋るので、「この席は〇ユーロの席じゃないから!」と応戦したところ、別の方がやって来て話しを聞き、「ちょっと待ってて」と手続きをして、さくっと別ボックスの最前列に変えてくれました。

とてもびっくりして、丁重にお礼を言ううちにコンサートが始まり、それは楽しい時間を過ごしました。

これはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールだったのですが、後に、ロンドン在住の歌の先生と話していると、「アルバート・ホールは運営がしっかりしてて、歌い手にもとても評判がいいのよ。いい場所でコンサートがあってよかったわね」と教えてくれました。

温かい人情が嬉しく、よい思い出が残る旅になりました。その後、IL DIVOのコンサートに行く機会はありませんでしたが、彼らの歌を聞くと、このときの思い出が蘇って、ほんわかとした気持ちになります。

www.sonymusic.co.jp

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