先日、フランス人の友人からメールが飛んできて、「この間DALFを受験するって言ってたけど、どうだった?」とのこと。
「会場がいっぱいで、受けられなかったんだよー」と答えると、「そっかー」。
DELF、DALFはフランス国民教育省が認定した唯一のフランス語資格試験で、「Diplôme d'Etudes en Langue Francaise(DELF)」(フランス語資格試験)、「Diplôme d'Approfondi en Langue Francaise(DALF)」(フランス語上級学力資格試験)が正式名称です。
聴解、読解、文書作成、口頭問題の4項目から成り、それぞれのレベルに合格すると証明書が発行され、フランス語能力の証明や大学に登録するための語学試験の免除に利用できます。また一度取得すると生涯有効です。
北アフリカのフランス語圏の国々でも広く行われて、私はこれまでにチュニジア、モロッコで試験を受けました。今回、初めて日本で受けることになったのですが、いざ申し込みをしようとしたら、ちょっとびっくりなことがたくさん。関東で試験を受けられる方、ご注意を~!
まず申し込みはオンラインではなく、各試験センターへ持って行きます(願書をDLして書き込み、パスポートか身分証のコピーも必要)。試験料もそこで支払います。試験センターは全国にありますが、関東は東京1か所、横浜1か所です。
そこがいっぱいになったら、申込期間中でも受付終了です。
私が申し込もうとしたときは、まだまだ締め切りに余裕はありましたが、東京も横浜もいっぱいで断られてしまいました。試験会場の方にお伺いすると、まず東京が埋まり、次に横浜が埋まるらしいのですが、受付開始から1~2日でいっぱいになるそうです(特にDELF B2、DALF C1は早いとか)。
東京や横浜で受けられなかった人が、名古屋や大阪へ行って受験する場合もあるそうです(名古屋は関東よりは埋まるのが遅く、大阪は人数に制限を設けていないので受験可能とのこと)。
「せめて関東の会場を増やしてもらえないのでしょうか」と試験センターにお願いしたところ、「上には相談してみますが…」とのことでした。しくしく…。
ともかく関東の試験会場は争奪戦です。秋の試験の申し込みは7月8日スタートということです。(私も含め)お申込みの方はお早めに…!
ご参照URL(日本フランス語試験管理センタ‐):
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