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ブックレビュー「スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック」

とあるきっかけで、病院で「交感神経が優位過ぎて、副交感神経とのバランス悪いね~」とのコメントをいただきました。

小さな器具に指先を突っ込んで数分待つという簡単な検査で、「そんなことが分かるの!?」とびっくりしたのですが、看護師さんに聞いてみると、心拍・脈拍変動で交感神経・副交感神経の測定ができて、ストレスと感情に心臓や神経系がどう反応しているのかが分かるのだそうです。

特に治療は必要ないですが、ちょっと気になっていたところに、帯に「脳と心の関係」と書いてあるこの本を見付けました。

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スタンフォード大の脳外科医が、小学生の頃、マジックショップで出会った女性から「体を緩め、心を開く」ためのコツを教えてもらったことで、それを実践していく自伝になっています。

決して恵まれていない家庭環境から医学部に入り、脳外科医になり、実業家に転身して破産。その後、再び医師として勤務し、スタンフォード大「共感と利他精神研究教育センター」を創設し、ダライ・ラマ氏とも交流を結んだ興味深い経歴の持ち主です。

普段本を読むときは、必要な情報だけを拾って、後は読み飛ばすのですが、これは最初から最後まで一字一句、夢中で読んだ本でした。

本の終わりに、著者が医学部の入学式に招待され、新入生に向けて行った感動的なスピーチがあります。医療に携わる方々への励ましとなっていて、身に沁みます。